陸上競技部

DATE:2025.10.30陸上競技部

中野?三谷PB!-第241回東海大学長距離競技会

第241回東海大学長距離競技会が10月26日、東海大学湘南キャンパス(神奈川県)で行われた。駒大からは5000メートルに中野颯人(歴2)、林晄生(法2)、三谷虎太郎(歴1)、松村達也(地1)が、10000メートルには牟田凜太(地1)が出場し、5000メートルに出場した中野、三谷の2名が自己ベストを更新した。

結果と戦評、インタビューは以下の通り。

◆男子5000m 12組
2着
三谷虎太郎(歴1)
14分14秒80 ☆自己ベスト
5着
中野颯人(歴2)
14分20秒20 ☆自己ベスト
◆男子5000m 13組
5着
松村達也(地1)
14分14秒26
9着
林晄生(法2)
14分28秒23
◆男子10000m 3組
2着
牟田凜太(地1)
29分18秒95

戦評

男子5000m 12組

三谷は序盤から集団前方で、中野は集団後方でレースを進める。3000メートル付近で三谷が先頭を走る2人につき先頭集団でレースを進める。その後三谷は一度は先頭に立つもその後先頭は譲り2着でゴール。自己ベストを更新する走りを見せた。中野も積極的なレース運びを展開し、自己ベストを更新した。

男子5000m 13組

林は序盤先頭集団で積極的にレースを進める。松村は集団後方で冷静にレースを進める。レースが進むにつれて松村は徐々に集団前方に移動し前を狙う。2500メートル付近で先頭のペースが上がり、林は対応できず先頭から離される。徐々に前へ出てきていた松村は3600メートル付近で林を追い越した。両者好走するも自己ベスト更新とはならなかった。

男子10000m 3組

牟田凜太は序盤から先頭に立ちレースを引っ張る積極的な走りを見せる。先頭を明け渡すことはあったものの先頭にピタリと付く。5000メートル付近で後続を離しにかかるも1人に付かれ2人旅となる。その後後続の集団に追いつかれるも変わらず先頭集団でレースを進め、ラスト1周でスパートをかけるも惜しくも先頭を明け渡し2着でゴールした。

インタビュー

◆中野颯人

ーー今日の調子は
「よかった」

ーーレースプランは
ゴールタイムを14分10~14分15秒を辺りをターゲットとして序盤は集団の中で走って3000メートル8分30秒前後で通過してラスト1000メートルをしっかり上げられるように走った

ーーレースを振り返って
最低限の自己ベストを更新できたことは良かったと思う。ただレース序盤は集団の中で楽に走れたが、3000メートルの通過が少し遅かったことと、通過が遅かった割にはラストが全然上がりきらなかったこと、中盤で先頭集団が割れてしまった時に反応が遅れてしまってそこで前に付けなかったことなどと、まだまだ課題が残った

ーー監督やコーチから何か言われていたことは
レース前はラスト2000メートルを上げないとタイムが出ないことと、あまりペースが早くならないかもしれないからとにかく序盤は集団で力を貯めること。レース後にはやっと少しやってきたことが出たと思うけど、まだまだここからだからと言われた

ーー今後の目標は
11月に日体大記録会で今回切れなかった14分10秒切りをすることと、その後にロードレースがあるのでしっかりと走れるように頑張りたいと思う

◆三谷虎太郎

ーー今日の調子は
いい感じの疲労度で状態は良かった

ーーレースプランは
3000メートルまで余裕をもって、残りの2000メートルでペースをあげて、自己ベストを目標にして走った

ーーレースを振り返って
前半から先頭の方で4000メートルまでは、余裕を持って走る事ができ、14分14秒で自己ベストを8秒更新する事ができた。しかし、最後の150メートルあたりで抜かれてしまい、組トップを取ることができず、勝負強さもだが、ラストの力がまだまだだと自分の弱さが明確になった

ーー監督やコーチから何か言われていたことは
レース後に監督からは夏合宿などでの成果が少しずつ形になってきていると言われた。しかし、ラストがまだまだなので、そこを克服していけばもっとタイムは出てたと言われた

ーー今後の目標は
今後は直近では世田谷ハーフなどがあるので、距離も伸びていくなかで、トラックもロードも納得いく結果を出して少しでも駅伝メンバーに絡めるように、スピードとスタミナのどちらとも強化していきたい

◆林晄生

ーー今日の調子は
しっかり調整をかけていたので良かった

ーーレースプランは
前回はレースを前の方で進めることが出来ず、ネガティブな気持ちがレース内容にも出てしまっていたので、今回は攻めた走りをしようと決めていた

ーーレースを振り返って
結果として、3000メートル以降大幅にペースダウンしてしまい狙っていた13分台や自己ベストに到底届かないようなタイムになってしまった。 今までで1番速い3000メートルの通過を経験することができたのは収穫になったし、前でレースを進めることもできたので今後に繋がるところはあったと思う。しかし、夏合宿後のレースでいずれも後半失速するレースが続いてしまっているため、一刻も早くこの流れを食い止める必要があると思う。今後は練習内容などももっと自分の課題に合うように工夫して改善していきたい

ーー監督やコーチから何か言われていたこと
前回、夏合宿後一発目のレースを外してしまったので、合宿の成果を形にできるようにと言われた

ーー今後の目標は
ひとつの目標として2年生のうちに13分台を記録すること。またそれまでの過程でまずは1桁を出し自信をつけること

◆松村達也

ーー今日の調子は
「良かった」

ーーレースプランは
「67秒で押していく」

ーーレースを振り返って
3000メートルまでは13分台が出せるペースで走れていたけれど、ハイペースに耐えきれず、後半ラップを落としてしまいタイムを出すことができなかった

ーー監督やコーチから何か言われていたことは
コンディションも良く前の組の三谷が自己ベストを出せていたのと、練習も積めていたのでタイム出せるぞと言ってくださった

ーー今後の目標は
ハーフで結果を出して駅伝メンバーに絡めるようにする

◆牟田凜太

ーー今日の調子は
「調子は良かった」

ーーレースプランは
5000メートルを14分20秒~25秒で通過してそこからどれだけ粘ることができるかというプランだった」

ーーレースを振り返って
なかなか前に出る選手がいなくて良い展開ではなかったので勝負のレースになると思っていたがラスト一周で競り負けたところが悔しい結果になった

ーー監督やコーチから言われていたこと
今日はタイムが見込める天候でもなく、勝負強さが試されるレースになると言われていた

ーー今後の目標は
「箱根駅伝のメンバーに絡むこと」

執筆者:川本凌生

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