硬式野球部

DATE:2025.05.17硬式野球部

タイブレークを制し、3位浮上

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好投が光る仲村(撮影?前田琴音)
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適時打を放った武富(撮影?菅原稜太)

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初本塁打を打った廣田(撮影?森山蒼斗)
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決勝適時打を放つ知花(撮影?前田琴音)

令和7年度東都大学野球春季2部リーグ戦の第4週対国士舘大戦が5月14日から16日にかけて、大田スタジアムで行われた。第1戦は敗れた駒大だったが、第2戦を大差で第3戦はタイブレークで勝利し、勝ち点を獲得。3位に浮上した。

スコアと戦評は以下の通り

第1戦
チーム/回123456789
駒 大 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
国士大 2 0 1 0 0 1 0 0 × 4

◆戦評

1部復帰へ向け、是が非でも勝ち点を取りたい駒大は、苦しい立ち上がりとなる。初回に2つの適時打で先制を許すと、3回にも本塁打を浴び、3点をリードされる。

同点に追いつきたい打線は4回、内野安打と四球で2死一、三塁の好機をつくると、三塁走者④眞邉麗生(法2)のホームスチールが成功し、1点を返す。続く5回も④眞邉が左適時打を放ち、1点差に迫る。

先発の仲村竜(営4)は4回以降粘りのピッチングを見せていたが、6回に2死三塁のピンチで右適時打を浴び、再びリードを広げられる。反撃したい打線だったが好機をつくることができず、敗戦。大事な初戦を白星で飾ることはできなかった。

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(撮影?五味沙那子)
250517.1-11
(撮影?横張日好)

第2戦
チーム/回123456789
国士大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
駒 大 0 0 3 0 1 0 2 3 × 9

◆戦評

第1戦に敗戦し、後がない駒大。先発の伴場柑太(営1)が4回に1死満塁とされると、早くも伴場から石橋利久(商4)へと継投。石橋は相手打者を併殺打に打ち取り、国士大に先制点を許さない。打線はその裏、1死一、三塁で迎えた④眞邉麗生(法2)の打席で相手投手の暴投により1点を先制する。その後眞邉も四球で出塁し、1死一、二塁とすると、⑤増見優吏(社3)が右翼線への2点適時打を放ち、この回3点を先制する。

5回には1死三塁から⑥知花慎之助(法2)の犠飛で1点を追加すると、7回には知花と⑦武富航佑(市2)の連続適時打で試合の主導権を握る。8回には2死満塁から⑤西田翔哉(法3)が走者一掃となる3点適時三塁打を放ち、試合を決定づけた。

投手陣も好投の石橋からバトンを受けた平野渚(法1)が8回、田本聖貴(営3)が9回を無失点に抑え完封勝利。勝ち点獲得に向け、第3戦へ望みをつないだ。

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(撮影?橋本佳達)
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(撮影?橋本佳達)

第3戦
チーム/回12345678910
駒 大 0 0 0 0 0 0 1 1 0 3 5
国士大 0 0 0 0 0 2 0 0 0 1 3

◆戦評

先発、西村陸努(商4)は手堅いピッチングで5回まで無失点。6回裏に2点を与えたが、なおも続くピンチを2番手の本間葉琉(法3)が断ち切る。直後の7回表、⑥廣田翔馬(商3)が左本塁打を放ち、流れを引き寄せる。その裏からは仲村竜(営4)と渡邊怜斗(法2)のバッテリーで安定した守備を見せる。

8回表、この試合初打席の⑨渡邊怜が三塁打を放ちチャンスを迎える。②知花慎之助(法2)が右適時打で同点に持ち込み、流れを完全にものにした。8回裏と9回裏に得点圏に走者を置くも要所を締め、試合はタイブレークへ。

10回表、2死満塁の場面で②知花が走者一掃の3点適時三塁打を放ち大逆転。その裏、仲村の落ち着いた投球と野手の好守で1点に抑える。劇的勝利で勝ち点を2に伸ばし3位に浮上した。

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(撮影?前田琴音)
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(撮影?森山蒼斗)
執筆者:澁谷海衣、大岸颯太、前田琴音

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