
駒大、連覇へ向け好発進!東農大に7-2で快勝




第78回関東大学ボクシング1部リーグ戦の第1週が5月10日、後楽園ホールにて行われた。結果とメンバーは以下の通り。
試合結果 | ||
---|---|---|
〇駒大 7-2 ●東農大 | ||
Mn | ||
〇金谷 WP3-2 ●岩井 | ||
F | ||
〇中山(聖) RSC/3R/2'46 ●柏木 | ||
B | ||
〇山口 WP5-0 ●山下 | ||
Fe | ||
〇熊本 WP5-0 ●藤木 | ||
L | ||
〇中山(鉱) WP4-1 ●堀江 | ||
LW | ||
〇中山(颯) WP5-0 ●高橋 | ||
W | ||
〇川上 WP5-0 ●三世田 | ||
LM | ||
●桐越 RSC/3R/1'46 〇八木 | ||
M | ||
●荒木 ABD/2R/1'04 〇川村 |
戦評
駒大は昨年、3年ぶり2度目のリーグ戦優勝を果たし、全日本大学王座決定戦では創部初の大学日本一に輝いた。連覇を目指す今季の初戦は、昨年2部優勝の東農大。
1番手のミニマム級?金谷成留(仏4)は、互角の攻防が続く中、3ラウンドで手数を増やし、主導権を握った。最後は3-2の判定勝ちでチームに勢いをもたらした。初出場のフライ級?中山聖也(経1)は、1ラウンドから積極的に攻め続け、3ラウンドではダウンを奪う圧倒的な展開を見せた。3ラウンド2分46秒でRSC勝ちを収め、大学公式戦初勝利を飾った。バンタム級?山口瑠(経3)は、リーグ戦個人で2年間無敗の実力者らしく、落ち着いた試合運びで終始主導権を握る。3ラウンド序盤にダウンを奪い、5-0の判定勝ち。個人連勝記録をさらに伸ばした。
初出場のフェザー級?熊本風真(経1)は、持ち前の強打で全ラウンドを圧倒。特に3ラウンドでは相手の顔面に鋭いパンチを決め、5-0の判定勝ちで大学公式戦初勝利を手にした。ここまで4連勝で迎えたライト級?中山鉱一(経2)は、攻撃的なスタイルで相手を追い詰め、2ラウンド前半にダウンを奪った。手数を落とさず攻め続け、4-1の判定勝ちを収め、この時点で駒大の勝利が確定した。ライトウェルター級?中山颯太(営4)は、序盤から強打を浴びせ、相手を圧倒し、5-0の判定勝ちを収めた。ウェルター級?川上真生(法3)は、序盤から相手のガードを崩し、積極的な攻めを展開。後半にはさらに流れを引き寄せ、5-0の判定勝ちを収めた。ライトミドル級?桐越舜(営2)は、序盤こそ撃ち合いに持ち込むも、2ラウンド以降は相手のペースに押され、3ラウンドでダウンを奪われて敗れた。最後にリングに上がったミドル級?荒木陽仁(国3)は、1ラウンドから相手のパンチを浴び、2ラウンドでダウンを奪われる。2ラウンド1分でABD負けを喫した。
最終結果は駒大が7-2で勝利。
昨年に続く連覇に向け、最高のスタートを切った。
インタビュー
◆中山颯太(営4)
ーー今回の試合を振り返って
「自分はキャプテンなので、勝ちにいこうと思っていたがバッティングで終わってしまった。次は冷静に、しっかり勝ちにいく」
ーー次の日大戦に向けて
「2戦目はタイに行くため出場できないが、3戦目からは出場するので、自分が決められるようにする」
◆金谷成留(仏4)
ーー今回の試合を振り返って
「東農大は5校ある学校の中で一番強い相手だと思っている。高校時代に何度もチャンピオンになっている選手だったので、それにしては結構良い試合ができたかなと思う」
ーー試合中も強い相手だと意識していたか
「結果は意識していなかったが、パンチが強いなと感じた」
ーー次の日大戦に向けて
「次の相手も全然油断できない相手なので、今回の反省点をしっかり振り返って、もっといい動きで勝てたらいいと思う」
◆山口瑠(経3)
ーー今回の試合を振り返って
「ここ2、3戦、セコンドの声や周りの声を聞けるようになり、動きもよくなってきた。しかし、まだ反省点のある試合だったと思う」
ーー反省点とは
「いきすぎてしまったり、固くなってしまったりするところがあった」
一一次の日大戦に向けて
「駒大の2連覇に貢献できるよう、出場する試合は全部勝っていきたい」
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