学部?大学院Academics

駒澤教養パスポート

komazawa_liberal_arts_program.png

2024年度より「駒澤教養パスポート」が開始となります!
キーワードは『文理融合』

グローバル化やIT化が急速に進展する現代社会においては、多角的な視点と豊かな技術力を兼ね備えた人材への社会的ニーズが高まっており、大学に対しても文理融合教育(「文系的」な知識と「理系的」な知識をバランスよく兼ね備えた人材の育成)が求められています。本学の特徴である「全学共通科目」から、多様な教養科目をバランスよく学ぶことで、文理融合人材の育成を目指します。

産業界から求められる人材育成

産業界からは、文系?理系を問わず論理的思考力と規範的判断力をベースに社会システムを構想する力を備えた人材が求められています。文理融合による課題発見力、課題解決力、未来社会の構想?設計力を身に付ける教育です。

なお、2022年度からは、「データサイエンス?AI教育プログラム」も開始しています。

「駒澤教養パスポート」(Komazawa Liberal Arts Program)について

archivelist_img.jpg

本学の特徴である全学共通科目(人文分野、社会分野、自然分野、ライフデザイン分野)を分野を超えた新たな枠組みを定義し、「建学の理念科目」「複数言語教育、外国語教育」「数理教育、自然科学教育、情報教育」「多文化理解教育」「日本語リテラシー教育」「教養ゼミ」と新たに分類し、関連科目を多く配置しています。これらの幅広い分野の科目から、学生の希望により履修し学べるプログラムです。「教養ゼミ」では、学部学科のゼミとは別に教養としてのゼミも学ぶことが出来ます。様々な分野の科目の学びを通して、考える引き出しを増やして、人生を豊かにしましょう!

プログラムについて

1.建学の理念科目
 「仏教」の教えと「禅」の精神に基づく教育科目です。本学は、禅宗の一派である曹洞宗が設置した大学であるため、本学に入学した学生全員が学びます。仏教および禅の基本的な歴史や教義について概説するとともに、仏教が広がった地域社会の生活や文化に与えた影響などについても学びます。また、これらの視点から、人間が生きていくうえで直面するさまざまな問題についても考えることが出来ます。

2.複数言語教育、外国語教育
 英語、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、ロシア語の6か国語を学ぶことが出来ます。また、外国の文化を学ぶ科目や外国の文学を学ぶ科目も用意されており、世界の様々な言葉に触れて新たな魅力を発見しましょう!

3.数理教育、自然科学教育、情報教育
 データサイエンス?AIの基本的知識を身に付けてもらうための科目だけでなく、数学関連科目も用意しています。さらに社会でのニーズが高まっている統計分析も学ぶことができます。今は「文理融合」人材が社会で求められていますので、本学では理系科目も入学後に様々履修できるよう多数の科目を用意しています。

4.多文化理解教育
 最も身近な駒澤大学の歴史に始まり、日本や世界の歴史、日本の文化や倫理観、世界の宗教や文化を学ぶことが出来ます。ダイバーシティ(多様性)の時代だからこそ、様々な文化や考え方に触れ多文化理解を深めましょう!

5.日本語リテラシー教育
 大学生として求められる文書作成能力を養うと共に、自分の考えを的確に表現する(他者に伝える)力を身に付けてもらいます。自己理解?他者理解を実践し、社会生活を送るうえでの必要な考え方の再認識を行い、コミュニケーションスキルの向上や日本語の文章表現方法を学びましょう!

6.教養ゼミ
 少人数クラスで議論や発表を行う科目です。コミュニケーション能力のさらなる向上や様々な考え方に触れることで、社会で役に立つ能力が身につきます。所属する学部学科のゼミとは一味違った教養教育のゼミで新たな課題発見力?課題解決力を身につけましょう!

プログラムの修了

必要な単位を修得し、「駒澤教養パスポート」プログラムを修了すると、修了証とオープンバッジが授与されます。

komazawa_LAP_en.png

オープンバッジとは

オープンバッジは、国際的な技術標準であるオープンバッジ規格に則った、知識?スキル?経験のデジタル証明です。
ブロックチェーン技術により、オンライン上で簡単かつ瞬時に有効性を検証できるので、信頼性の高い証明となります。
SNSやメールの署名、デジタル履歴書などに貼り付けて修得した能力や知識を可視化?証明することで、就職活動など対外的にアピールできるようになります。

学部?大学院